上達と成長は似てるようでぜんぜん違うって話しますね。
どうも。妖精アーヤです。
今日はクリエイターが結構やりがちなこと。
上達と成長の違いについて話していくよーん!
上達と成長って似てる言葉だと思う。
どっちもスキルアップしている感じがあるし。
上を目指している感じもあるし。
ポジティブな言葉ではある。
それは間違いない。
ただクリエイターを見ていると結構ある。
成長しているつもりで上達の方向にだけ走っているみたいなこと。
上達は好きの延長でできる
私のフォロワーさんはクリエイターさんが多いと思う。
クリエイターってまず自分の好きなこととか得意なことを突き詰める。
これは普通にやるよね。好きやもん。
たとえば画像生成が好きだったらMidjourneyを触る。
ChatGPTを触る。Stable Diffusionを触る。
いろんなツールを試す。
最初はうまくいかなかったものがだんだん思い通りに出せるようになる。
プロンプトもわかってくる。構図も組めるようになる。
手も速くなる。再現性も上がる。
これってめちゃくちゃ楽しい。
でもそればっかりやっていると何が起こるか。
それは成長ではなくて上達なんよね。
上達というのは技術や表現の精度が上がること。
手が速くなる。クオリティが上がる。
再現性が上がる。できることが増える。
クリエイターにとってはかなり気持ちいい領域。
なぜなら自分の好きなことの延長線上にあるから。
もっといい絵を作りたい。
もっといい動画を作りたい。
もっと思い通りに表現したい。
こういう気持ちは自然に出てくる。努力もしやすい。
だから上達は基本的に好きの延長でできる。
もちろんこれは否定することではない。あかんことでは全然ない。
好きなことに夢中になって上達していくのはクリエイターにとってめちゃくちゃ大事。
ただし。
上達と成長の間にはひとつ隔たりがある。
今日はここを言いたい。
成長は見えている世界が広がること
じゃあ成長って何なのか。
私は成長って自分の見えている世界が広がることだと思う。
そして選択基準が変わることでもある。
たとえばクリエイターあるある。
作ることはすごく好き。
画像生成もできる。動画生成もできる。
ミュージックビデオも作れる。アニメーションも作れる。
どんどん自分の好きな作品が作れるようになっていく。
それは本当にすごいこと。
でもその作品がInstagramやTikTokやYouTubeやXで伸びるかどうか。
これはまた別の話なんよね。
いい作品を作る力。
その作品を見てもらう力。
ここは別能力。
作品を伸ばすにはアルゴリズムを知る必要があるかもしれない。
SNSで何が見られているのか見る必要があるかもしれない。
他の伸びている人を調べる必要があるかもしれない。
つまりマーケティングとか分析の領域に入っていく。
でも作ることと分析することって全然別の畑じゃないですか。
だから多くのクリエイターは作ることならどんどん勉強する。
スキルも積む。作品のクオリティも上がる。
一見すごく伸びているように見える。
でもそれは上達であって成長とは少し違う。
成長というのは自分が苦手だと思っている部分にも必要なら向き合うこと。
嫌だなと思う部分でも見に行くこと。痛みを伴いながら学んで行動して吸収していくこと。ここが上達と大きく違うところ。
成長には痛みがある
上達と成長の一番大きな違い。
それは痛みがあるかどうかだと思っている。
筋肉痛ってあるじゃないですか。
筋肉痛は普段使っていない筋肉を使った時に起きる。
つまり今までなかったものを増やそうとすると痛い。
腹筋が全然できない人が腹筋を始めたら普通に痛い。
でもその痛みを重ねていくうちに少しずつできるようになる。
稼働域が増える。成長もそれに近い。
上達はひとつのものを突き詰めてスキルアップすること。
成長は使っていなかった筋肉を使って稼働域を広げること。
だから気持ちいいことばかりではない。むしろ普通に痛い。
自分の弱さが見える。視野の狭さが見える。逃げ癖が見える。
うわ。私ここ見てなかったな。
ここから逃げてたな。ここ苦手だから避けてたな。
そういうものを見せられる。
だから嫌。普通に嫌。
でもその嫌なところをグッとこらえてちゃんと受け止める。そこから学ぶ。
そうするとスキルと視野の広さが合わさって初めて成功体験を積みやすくなるんだと思う。
作れるだけでは届かないことがある
たとえば作品をひとつ作る。それをSNSで見てもらう。
フォロワーが増える。アカウントが育つ。
案件が取れる。収益につながる。
インフルエンサーやクリエイターとして活動していくならこういう流れはひとつの成功事例。
でも作品を作るだけで止まってしまうといいものを作ったとしても見られないことがある。SNSの設計ができていない。マーケットインができていない。届ける相手のことを見ていない。
そうなると成果につながりにくい。
成果につながらないとアカウントも育ちにくい。
アカウントが育たないとだんだん面白くなくなってくる。
せっかく楽しく始めたのに
↓
なんか見られないしつまらん
↓
やめっぴ
こうなりやすい。
だから好きなことだけやっていたら上達はするけど成長はしにくい。
そういう話。
上達方面は楽しい。ツールを知るのも楽しい。
いい作品を作るのも楽しい。自分の好きな世界を深掘りするのも楽しい。
でももう一歩先に行きたいならどこかで成長の方向に振っていく必要がある。
もちろん趣味でやるなら全然いい。
「私はただ好きで作りたいだけなんだよ。趣味でとどめたいんだよ。」
そう割り切れるなら上達だけでも十分楽しい。
でもそこから一歩進んで。
このアカウントをもっと知ってほしい。
収益につなげたい。仕事にしたい。もっと遠くまで届けたい。
そういう欲があるなら得意なことばかりやっていると難しくなる。
その場合は成長方面に向けていくこと。
それが最終的には自分の幸せにつながりやすいと思う。
マーケットインは媚びることではない
ここでマーケットインの話を少し深掘りしたい。
クリエイターってマーケットインが嫌いな人が多いと思う。
わかる。
クリエイターは基本的にプロダクトアウトがしたい。
自分の中から出てくるものを作りたい。
最初から市場に合わせるなんて誰もしたくない。
わかる。めちゃくちゃわかる。
でもマーケットインをしないまま作品が見てもらえない。
見てもらえないからつまらなくなる。つまらなくなるからやめる。
この負のループに入るくらいならどこかで向き合った方がいい。
マーケットインって媚びることなんでしょ。
売れそうなものだけ作るってことでしょ。
そう思われがち。でも私はそうではないと思っている。
マーケットインは自分の表現を捨てることではない。
売れそうなものだけを作ることでもない。
本来は相手が何に反応するのかを知ること。
そして自分の作品が相手にどう届くのかを真剣に考えること。
もっと言うと受け取る人の視点を持つこと。
これはクリエイターにとって表現を弱めるものではない。
むしろ届ける力をつけること。
誰に届けたいのかをちゃんと見る
じゃあ具体的にどうすればいいのか。
これは本当に地道。魔法みたいなことは言えない。
まず自分が届けたい相手は誰なのかをちゃんと見ること。
作品を届けたい視聴者さんは誰なのか。エンタメとして育てたいのか。どういう人に刺したいのか。
たとえばTikTokで若者向けにやるとしても若者で一括りにしてはいけない。
Z世代なのか。20代なのか。30代なのか。
男性なのか。女性なのか。
普段どういうものに興味関心がある人なのか。
AIに興味がある人に届けたいのか。
AIで作りたい人に届けたいのか。
それだけでも発信の仕方は変わる。
作り方を知りたい人に届けるなら作り方を発信する必要があるかもしれない。
作品そのものを楽しみたい人に届けるなら見せ方や文脈が変わるかもしれない。
そうやって細分化して見ていく必要がある。
その人たちは普段何に興味を持っているのか。
競合他者は誰なのか。
その人たちはどうやって伸ばしているのか。
アカウント設計はどうなっているのか。
そこまで向き合う必要がある。
地味。
かなり地味。
でもここを見ないままなんで伸びないんだろうと言っていても現実は変わりにくい。
私も成長から逃げていた時期がある
とはいえ私も気持ちいいことばかりやっていて成長から逃げていた時期がある。
全然ある。
だからすごくよくわかる。
やりたいことをやりたいよね。
好きなことだけやっていたいよね。
でもクリエイターをずっとやっているとどこかでぶつかる。
これは全然ダメだな。
このままだと届かないな。
このままだと戦えないな。
そういう時期。
そこで私は自分に足りないものをちゃんと取り入れるようにした。
まずひとつは本。
私は作ることは好き。
でもマーケットの話。
営業の話。
仕事の商談のまとめ方。
そういうものは最初は無知だった。
無知だと戦いにくい。
ただそんな悩みを持っているのは私だけではない。
だいたい誰かがうまいことまとめてくれている。
だから本って結構いい。
地味だけどちゃんとまとまっている。
1冊。2冊。3冊。
ちゃんと読み進める。
真剣に取り組む。
そうするとやっぱり吸収する。
厳しい事いってごめんやけど、苦手分野を補うために読書すらしないのはただのサボりだと思う。
足りない視点を持っている人を頭に住ませる
もうひとつやってよかったこと。
自分に足りない視点を持っている人を追い続けること。
私の場合はマーケティングが上手なkiiさんという方がいてその方の考え方がかなり好き。だからずっと通知オンにして見ている。
2年くらい追っている。さすがに2年追うとその人が頭の中に住みつく。
kiiさんだったらこういうこと言うだろうな。
この場面だったらこう見そうだな。
そういうふうにいろんな瞬間で思うようになる。
その人が頭に住みつくレベルでチェックする。本気で追う。
一言一句見逃さないくらいの気持ちで見る。自分の言葉になるまで咀嚼する。
これは私がやってよかったことのひとつ。
本を読むこと。
取り入れたい観点を持っている人を見つけ本気で追い切ること。
この2つだけでもかなり変わると思う。
ただ受け取るだけではもったいない。
能動的に自分の中に取り入れる。
そういう感覚で苦手なものにちゃんと向き合う。
私はそれを毎日やっている。
SNSを追っているだけでも見方を変えればすごく学びになる。
自分に必要な観点を食べる習慣。これは成長するためにかなりいいわね。
成長する人は苦手なことを後回しにしない
成長する人としない人の違いをひとつ挙げるなら
苦手なことを後回しにしないことだと思う。
人間は得意なことばかりやりたくなる。
それは自然なこと。
でもやらないといけない時にちゃんとやる。
必要なタイミングで逃げない。
この差は大きい。
もちろん人にはタイミングがある。
得意なことばかりやりたい時期もある。
これはさすがに向き合わないといけないなという時期が来ることもある。
成長のタイミングってやっぱりある。
だからその時に逃げない。
それだけなんだと思う。
私も会社員だった時期がある。
今はフリーランスを経て法人にした。
自分ひとりでやるようになるとやらざるを得ない。
もう進むしかない。
体力を張っているから。
だからやるしかない。
本当にそれしかない。
魔法みたいな言葉は言えない
ごめんなさい。
私は魔法みたいな言葉は言えない。笑
「これさえやっておけばいいよ。」
そう言うことは簡単。
でもそれはたぶん失礼だし私は嘘をつきたくない。
成長ってすごく地べたを這うような泥臭い作業。
自分の苦手を見る。逃げ癖を見る。
足りない視点を取りに行く。必要なことを地道にやる。
全然キラキラしていない。
でも自分の幸せや届けたい相手の幸せを考えた時に成長ポイントから逃げずに向き合える力を持っていた方が最終的には幸せなんじゃないかなと思う。
上達は好きの延長でできる。
成長は痛みを伴って稼働域を広げること。
どちらも大事。
でも欲しい未来に行きたいなら上達だけでは足りない時がある。
だから私は作ることを楽しみながらちゃんと成長もしていきたいんだよなぁ









