小説「イイコト」
小説「イイコト」
猫が、宙を舞った。
二階の窓から白い猫が放り出された。ぶてっと太った不細工な白猫だった。手足を不格好に広げ潰れたような濁った鳴き声を引きずって青い空に重たい弧を描いた。
窓辺には、女の子が立っていた。「よくできました」と褒めてほしそうな晴れやかな笑顔でゆっくりと振り返り、母を、見た。
その日の朝。
古い平屋の狭いリビング。壁ぎわの本棚に、育児書ばかりが几帳面に背を揃えて並んでいた。『ほめて伸ばす子育て』『叱らない育児のすすめ』『子どもの自己肯定感の育て方』──どれにも付箋がびっしりと貼られていた。
玄関を出る前に、真理はいつものように、ひよりの前にしゃがんで目を合わせた。
「いってらっしゃい。今日も、イイコト、しようね」
ひよりは、こくん、とうなずいた。素直ないい返事だった。真理は満足して娘の髪を撫でた。
玄関を出ていくひよりの背にくたびれたえんじ色のランドセルが揺れていた。誰かのお下がりの角の擦れた古いものだった。
すぐ隣に、さくらの家が建っていた。真新しい二階建ての立派な家。広い庭、白い塀、車庫には大きな車。となりに並ぶと、真理の家はその影にうずくまるように小さく見えた。同じ通りにまるで違う暮らしが二つ、並んでいた。
さくらが玄関から出てきた。背には真新しいつやつやとしたピンクのランドセル。傷ひとつない。それが朝の光にぴかぴかと光っていた。
「ひよりちゃん、おはよ」
ふたりは、ランドセルを並べて、学校へ歩いていく。ぴかぴかのピンクと、くたびれたえんじ色。えんじ色はいつも半歩後ろを歩いていた。
育児書に書いてあった。「だめ」と禁止で教えるより「こうするのがいい」と前向きに教えるほうが、子はのびのび育つと。だから真理はひよりにいつも「いいことをしようね」と言ってきた。叱るより褒める。そういう『いい母親』でありたかった。
ただ、最近その教育がどこかうまくいっていない気がしていた。ひよりは「いいこと」をとても熱心にしようとする。けれどその「いいこと」がいつも少しずれている。
ベランダから洗濯物を取りこむ。部屋に入ってきた蛾が、ひらひらと、真理のシャツに止まった。真理が顔をしかめたその瞬間。ひよりが蛾をひょいとつまんだ。そして、羽を、ぷつぷつと引き裂いた。ひよりはにこっと母を見上げた。
夫に置いていったリビングのコップ。底に水が張られ、吸い殻が、ふやけて浮いていた。灰皿がわりのそれ。真理がため息をついた。次の瞬間、ひよりが投げて粉々に割れた。
庭に出ると、隣のさくらの家から伸びた枝が、塀を越えて真理の家の庭に入り込んでいた。さくら色の花をいくつも咲かせて。ずうずうしい花だと真理はちらと見た。
ふと、視線を感じて顔を上げる。隣の家の二階のベランダ。その手すりの上にシロが座ってこちらを見下ろしていた。
にゃ──ご。
甘えるのとも威嚇するのともつかない、ねじれた不気味な鳴き声。猫は逃げもしなかった。ただじっと見ていた。とろりとした黄金色の目。細い瞳孔が真理を品定めするようにすうっと絞られた。
真理はその目から目をそらせなかった。
その日、塀を越えた枝は切り落とされていた。さくら色の花びらが、足元に散っていた。ひよりがはさみでVサインをつくって笑っていた。
真理は、そのたびに困った顔で片づけた。お手伝いのつもりなのね、ちょっと不器用なだけ、と。その「いいこと」がいつも自分のほんの小さな不満から始まっていることには気づかなかった。気づかないことに、していた。──いつも、ひよりが、自分の顔を、じっと見ていることにも。
その日の午後。呼ばれて真理は、隣のさくらの家にいた。
同じ通りの、隣同士。なのに玄関を一歩入れば別世界だった。広い吹き抜け、毛足の長いラグ、見たことのないブランドのおもちゃ。出されたお茶はちゃんとした茶器に、いい香りの紅茶。真理は着古した、グレーのカーディガンの膝に両手を重ね、ソファの端に、浅く座って、居心地が悪くほとんど口をつけられなかった。
さくらの母──白石怜奈は、いつも明るい色を着て軽く巻いた髪に、アクセサリーをこれ見よがしに光らせていた。同じ年ごろのはずなのに別の生き物のようだった。
さくらの父と真理の夫は同じ会社だった。
だから真理はこの家では逆らえなかった。何ひとつ。
「ひよりちゃんママ、ごめんなさいね?急に呼びつけて。さくらの着なくなったお洋服、ひよりちゃんにもらって欲しくて」
さくらの母は紅茶のカップを持ち上げながら微笑んだ。「そういえばご主人、最近遅いんじゃない?うちの主人と大きなプロジェクトが進んでるんだとか。『佐伯くん無理してないといいけど』って。──あの人、“下の子”のことは、にかけちゃうのよね」
下の子。真理は笑顔のまま、その言葉を、飲み込んだ。気にかけてもらう側であること。気にかけてやれる側に夫がいないこと。それを心配の形にして、わざわざ伝えてくる。
真理はぬるくなった紅茶に、やっと口をつけた。顔を上げたそのとき、ふと目に入った。怜奈の首元で光る、大ぶりのネックレス。中央の石がとろりと黄金色に光ってまるで猫の目のようだった。
「それ……」
真理がつい口にした。その瞬間、待っていましたとばかりに怜奈の目が輝いた。
「あらぁ、気づいちゃった?ふふ、キャットアイっていう石なの。猫目石。ね、うちのシロの目と、おんなじ色でしょう?」怜奈は、嬉しそうに石を撫でた。「主人がね、急に。わたしは、家事の邪魔になるからいいって言ってるのよ? でもあの人聞かなくて。『いつまでもきれいでいてほしいから』なんて、ね。もう、いい年だっていうのにまいっちゃう」
真理は笑顔を作っていた。作るしかなかった。
「あ、そうだ」怜奈は思い出したように首をかしげた。「ねえひよりちゃんママ。たしか、この前お誕生日だったんじゃない?ご主人から何かあったでしょう?」
「…いえ。うちはそういうのは。子どもが生まれてからは、何も」
言ってしまってから真理は後悔した。怜奈の目が勝ち誇るように細められた。
「えー!やだ、信じられない。お誕生日に何も?」怜奈は大げさに胸の前で手を合わせた。「だめよぉそんなの。──うちの主人から、ご主人に言っておいてもらうわね。ちゃんと、奥さんを、大事にしなさいって」
憐れみがぐさりと刺さる。真理は「いえ、そんな」と首を振った。膝の上でグレーのカーディガンを握る手に力が入った。
真理はこの家でずっと「ひよりちゃんママ」と呼ばれていた。佐伯真理、という名前をここで呼ばれたことは一度もない。誰かの母として、誰かの妻として、序列の下のほうに、きちんと収まっていた。それが自分の人生のいまの形だった。そう思うことにしていた。
さくらの母が立ち上がり水色の紙袋を抱えてくる。さっき言っていた、お下がりだった。
「ぜんぶブランドものだから捨てるのももったいなくて。ひよりちゃんだったら背丈もそんなに変わらないし。ちょうどいいでしょう?」
さくらが絵本から顔を上げた。「え?それひよりちゃんにあげるの?ぜったい似合わないと思うけどなぁ。別にさくらはいいけど」。悪気のない声だった。
「そんなことないわよぉ」怜奈が笑った。「ひよりちゃんだって女の子なんだから。おしゃれしたら、かわいくなるわ。ね?」
「はは……ありがとうございます。でもうちの子には…」
真理は、言いかけて、やめた。紙袋の口から、高級ブランドのロゴがのぞいていた。真理は笑顔のまま両手でそれを受け取り頭を下げた。
シロがソファの背の上で丸くなっていた。よく肥えた、不細工な白猫。あの日、ベランダから真理を見下ろしていた、あの猫だった。この家でいちばんいい場所を当然のように占領して客のほうを見もしない。たまに薄目を開けると、その目は怜奈の首元のネックレスとおなじとろりとした黄金色で品定めするようにじろりと真理を見た。そして、つまらなそうにまた目を閉じた。
あの石も、この猫も、大事にされている。真理の家にはないものだった。
ひよりがその猫にそっと手をのばした。するとシロはまだ触れてもいないのにいきなり、シャッと爪を立ててひよりを押しのけた。ひよりはきゃっと驚きしりもちをついた。
「ふふ、今日のシロはご機嫌ななめみたいね」怜奈はのんびりと紅茶をすすった。
誰もひよりを心配しなかった。ここで騒げば角が立つ。だから小さな声で「大丈夫大丈夫」と娘にではなく自分に言い聞かせるように囁いた。
そして、ふと、思った。この、傲慢な猫さえ、いなければ。
猫の目の色をした石を、夫から贈られる女。きれいでいてほしいと、望まれる女。──その隣で、誕生日も忘れられ、頭を下げている、自分。この家にある、なにもかもが、真理には、まぶしくてうとましかった。その、いちばん、うとましいものの象徴が、目の前で丸くなって欠伸をしていた。
声にはしなかった。ただ、のんきにまた眠り始めるシロを見やる目が、ほんの一瞬、冷たくなった。それだけだった。
それを、ひよりは、見ていた。
そして、猫は、宙を舞った。
よく肥えた猫は子どもの細い腕のなかで不格好にされるがままだった。ひよりは、開いた窓辺へ、まっすぐ歩いていった。誰も止めなかった。子どもが猫を抱いて窓へ向かうことを、誰も危険だとは思わなかった。
ひよりは、シロを、窓の外へ、放った。二階だった。
重たい弧。潰れた鳴き声。時が静かに止まった。
一拍置いて、さくらがぎゃん、と泣いた。さくらの母が「シロっ!」と、はじめて醜く顔を歪ませ取り乱した声で、窓へ駆け寄りひよりを「どいてっ!」と突き飛ばした。
シロは庭の植え込みに落ち、無事だった。ぶてっと着地して不服そうに藪へ消えた。
さくらが母親の後ろから、ひよりを指さした。「ママ、ひよりちゃん、こわい。もう、いっしょに学校行きたくない」。泣きながらその目はしっかりとひよりを値踏みしていた。
「こら、そんなこと言わないの」
「本当に、ごめんなさい……!」真理は、頭を下げた。何度も、何度も。床に額がつくほど。
「いいの…無事だったし。子どものしたことだから」さくらの母はシロの無事を確かめると、すうっと、落ち着きを取り戻した。そして、青ざめた真理に、ゆっくりと顔を寄せ、耳元で、小声で、囁いた。「ひよりちゃんママ。あなたが、いちばん、つらいわよね。こんな……あぶなっかしい子を、育てて。大変ねえほんとうに」
怜奈は、続けた。
「安心して。うちのひとには、黙っておくから。……査定に響いたら、大変だもの。ね?」
にっこりと、笑った。
真理は、もう一度、頭を下げた。頬が、燃えるように、熱かった。借りを、作ってしまった。
帰り道、となりの家だというのに、わが家への道のりが永遠に感じた。
「どうしてあんなことしたの。猫さん、死んじゃってたかもしれないんだよ」
ひよりはお気に入りのくまが笑うTシャツの裾をいじって、ぽつりと言った。
「……いいこと、したと思ったの」
ひよりは、ほんとうに、自分が「いいこと」をしたのだという顔をしていた。
真理は、ぞくりとした。やっぱりこの子は、どこかおかしいのではないか。
そう思うことで真理は、少し楽になった。悪いのは、この子だ。この子のなかの何かだ。わたしではない。──そう思いながら、自分が教えてきた「いいこと」とひよりの「いいこと」が同じ言葉であることには気づかなかった。気づかないことに、した。
夫はその夜、青ざめた。
「は?部長んちの、猫を?窓から?」
真理が事情を話すと、夫は頭を抱えた。「勘弁してくれよ…。よりによって部長んとこの猫だぞ。お前、ちゃんと、謝ったんだろうな」
夫は、ひよりが無事だったかも、聞かなかった。猫が、どうなったかも。ただ、自分の立場のことだけを考えていた。
「明日、菓子折り持って、もう一回、謝りに行け。いちばん高いやつだ。──ったく、お前に似て、辛気くさい子だと思ってたけど、まさか、頭まで、おかしいとはな」
お前に似て。夫は、ひよりをもう、自分の子とは思っていないようだった。問題が起きるたびそれは「お前の子」になった。真理は「うん」とだけ答え、脱ぎ捨てられた靴下を拾った。
その晩、真理は、眠れなかった。これまでの「いいこと」をひとつずつ、思い返していた。蛾。コップ。花。そして、猫。
ふと、気づいて、寒くなった。ひよりは、いつも、相手を見ていなかった。虫を、花を、猫を、見ていなかった。ひよりが見ていたのは、いつも、こちらだった。母の、顔だった。
真理は、その考えを布団のなかで、振り払った。そう思わなければ、もっと恐ろしい、別の何かに気づいてしまいそうだった。
夫は相談にならなかった。
「ねぇ、ひよりのことなんだけど、やっぱり、最近、おかしいわ。一度、カウンセラーに、みてもらったほうが」
「はぁ?そんなとこ、誰かに見られてみろ。変なうわさが立つだろうが」苛立たしげに。「俺は外で頭下げて稼いでんだ。家のことくらい、ちゃんとやってくれよ。」
ちゃんと。真理は、また飲み込んだ。
飲み込んで、飲み込んで、喉の奥が、もう、いっぱいだった。誰も、助けてくれなかった。さくらの母は許してやるという顔で見下し、夫は自分の出世しか見ていない。真理は、「ひよりちゃんママ」という、名前のない器のなかで、ひとりだった。
悪いのは、わたしじゃない。
真理は、いつも、理由を、外側に探した。あの傲慢な家。出世しか見ない夫。あの、ふてぶてしい猫。──そして、ひよりの、なかの、悪いもの。
その「悪いもの」に名前をくれたのは、テレビだった。
眠れない夜だった。真理はソファで、ぼんやりとテレビをつけていた。何を見ているわけでもなかった。ただ、暗い部屋に、ひとりでいるのが、こわかった。虚ろな目が、点いた画面をなぞっていた。
暮らしの情報番組が、流れていた。古い民間療法の特集。年老いた語り手の声が、耳に滑り込んできた。
「──昔から、伝わる『疳の虫』。子どもが急に、手のつけられないことをするのは、体の中に虫がいるからだと言われてきました。指の先から虫が糸になって出てくる。塩湯で手を洗い、手のひらに『虫』の字を書いてこすってやると……白い糸が、にゅうっと」
真理の虚ろだった目が、ゆっくりと、画面に焦点を結んだ。
画面にテロップが流れた。注意書きのように。──抜いた糸は、捨ててはならない。流しても、焼いてもいけない。虫は、殺すと、祟る。塩水を入れた小瓶に封じ、鎮める。家の中に。逃がさぬように。
迷信だ、と思った。思いながら、真理は、もう立ち上がっていた。藁にもすがる思いだった。
その夜、教わったとおりにした。塩湯でひよりの小さな手を洗い手のひらに「虫」と書いて、こすった。すると、本当にひよりの指の先から、白い細い糸が、にゅう、と。
真理は息を呑んでそれをつまみ、塩水の小瓶に沈めた。蓋をして、コンロのうしろの戸棚にしまった。逃がさないように。
ひよりは、おとなしくなった。
真理は、毎日手を洗ってやり、虫を抜いた。糸は小瓶のなかに、一本、また一本と増えていった。
さくらの母にも言われた。「ひよりちゃんママ、最近、顔がおだやか。何か、イイコト、あった?」と。
真理は「そうですか?」とほほえんだ。
やっぱり、悪かったのは、虫だった。わたしじゃなかった。わたしは、ちゃんと、抜いてやった。いい母親だ。ちゃんと、やっている。
戸棚のなかで小瓶は白い糸でいっぱいになっていった。それを灯りにかざすたび真理は、安心するのと同じくらい、ほんの少し寂しいような心地になった。なぜなのか、からなかった。わからないことに、していた。
ある夜、夫は、機嫌が悪かった。
「またカレーかよ」食卓につくなり、夫は、はきすてた。「お前さぁ一日家にいて、これだけ?部長の奥さん見てみろよ。きれいにして、気が利いて、家も、子どもも、ちゃんとしてる。それに引き換えうちは…なんで、こうなった!──お前を選んだのが、間違いだったのかもな…ちっ」
真理は、コンロの前で、背を向けたまま振り返れなかった。
「ひよりも、ひよりだ。あんな、気味の悪い子。となりのお嬢ちゃんとは、えらい違いだよ。──正直さ、あの子、見てると、ぞっとするんだよ。誰に似たんだか。まあ、お前に似たんだろうな」
夫は、立ち上がり、くつしたを脱ぎすてながら、風呂場へ向かった。「飯?いらね。カレーの気分じゃねぇんだわ」
脱衣所の戸が、閉まった。
食卓には、夫が、置き忘れたスマートフォンが残されていた。
真理が、カレーを片づけようとしたとき、画面が、ぴ、と光った。通知だった。隠す気もない、ロック画面に、メッセージの一行が、浮かんでいた。
『昨日は、ご馳走様。またイイコトしましょ♡』
真理は、その一行を、見つめたまま、動けなかった。
ちゃんと。ちゃんと。ちゃんと。
イイコト。またイイコト。
飲み込んできたものが、もう、入りきらなかった。それは、いつもの何でも飲み込む顔ではなかった。眉のあいだに深い皺が刻まれ、目だけが据わったように、一点を見つめていた。
いなくなれば。
真理は、考えたわけではなかった。考えるより前に、その思いは、もうそこにあった。声にはならなかった。
けれど。
戸棚のうえで。白い糸で、いっぱいの、小瓶が。
カタ、カタカタ、と、ひとりでに震えはじめた。
震える小瓶がすべり落ちた。
その小瓶を、ひよりの手が、すっと受けとめた。
いつのまにか、ひよりがそこにいた。両手でそっと小瓶を包んで。中の白い糸が待ちかねたようにゆらゆらと、揺れていた。
ひよりは母を見上げた。さくらの家でも、いつもそうしていたように。母の飲み込みきれずにあふれたものを、ひよりだけがちゃんと受け取っていた。
そして、母に教わったとおりのいい子の顔で静かに尋ねた。
「──いいこと、したほうが、いい?」
真理は、答えなかった。答えなくても、ひよりには伝わっていた。
小さな指が、小瓶の蓋にかかった。
パカッ
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第一章・完
作/妖精アーヤ
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p.s.こちらはアニメ映像化している作品です。
よかったらこちらでお楽しみください。














